更年期、更年期といいますが、 更年期そのものがあいまいなものです。 閉経したらそ...

更年期の定義

更年期障害は症状もその程度も人によって様々です。
そのためにこれが更年期障害であるということがわかりにくくなります。
同時に、更年期障害は精神的要因、環境的要因によっても症状が軽快、悪化しますので、その症状(めまい、ほてり、発汗、不眠など)が更年期障害からくるものだとわかるだけでも救われることがあります。
みなさんが早期に更年期障害の診断を受け、対策をとることで早く健康な生活に戻れることを応援します。
もしも、更年期障害かな?それとも他の病気かな?と思ったときは早めの受診をおすすめします。


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更年期、更年期といいますが、
更年期そのものがあいまいなものです。
閉経したらそのあとずっと更年期というの?
国際産婦人科連盟(FIGO)では更年期が次のように定義されています。

更年期とは、性的成熟状態から、
卵巣機能が完全に消失するまでの期間」

女性の一生を卵巣機能からみてみると、5つの期間に区分されます。

幼小児期  (1~7歳)
思春期   (8~18歳)
性成熟期  (19~41歳)
更年期  (42~56歳)
老年期  (57歳~)
※年齢は標準的年齢の目安です。

定義で言われているのはこの性成熟期と老年期の間を更年期と呼びましょうということです。
この性成熟期は正常に月経周期がある期間、
老年期は閉経し、卵巣機能が停止し、卵巣性の女性ホルモンの分泌が停止する期間のことです。
ですから、このFIGOの定義を噛み砕いて言うと
「正常な月経周期が乱れ始めてから、閉経し、卵巣性の女性ホルモンの分泌が停止するまでの期間」
ということになります。
一般に更年期は閉経前後の10年ぐらいをいいますので、
これに当てはまることになります。

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更年期障害について
 

 最近、更年期障害という言葉を頻繁に耳にするようになりました。

 でも、“更年期”とはいったいどのくらいの年代のことを指すのでしょうか?

 女性の場合、“更年期”というのはだいたい、45~55歳ぐらいの年代をさします。この更年期の時期には女性の体には大きな変化が起こりますね。そう、閉経です。

 初経の時期が人それぞれ異なるように、閉経の時期も人それぞれで個人差が大きいので、一概には言えませんが、

卵巣(女性の生殖器官)の働きのピークは大体30歳ぐらいで迎え、更年期に向かってだんだんと衰えていき、卵巣の機能が停止してしまうと閉経を迎えます。

規則正しく着ていた月経が突然止まることはめずらしく、月経の間隔や量がだんだんと不規則になってきて長い時間をかけながら(数ヶ月~数年)やがて月経が停止します。この時期が女性で言う“更年期”にあたります。

 卵巣の働きが衰えてくるとともに、卵巣から放出される女性ホルモンであるエストロゲンが少なくなってきて、それにともない、脳にある下垂体は卵巣の働きを活発にさせようとして性腺刺激ホルモンを大量に放出します。

 そのため、脳は興奮状態に陥り、自律神経を刺激し、いわゆる“自律神経失調”のじょうたいになるのです。

 このようなホルモンのバランスの崩れによって起こる体の変化を“更年期症状”と言い、普段の生活に支障をきたすほどの強い症状が現れる場合を“更年期障害”と言います。

 更年期症状としては以下のような症状があります。更年期症状チェックをしてみましょう。


■ 顔の火照り(ホットフラッシュ)、汗をかきやすい(のぼせ)

■ 気持ちが鬱(うつ)状態になる

■ 全身がだるく、疲れやすい

■ 訳もなくイライラしてしまう

■ 手足が火照る、または冷える

■ めまい、立ちくらみ、しびれ

■ 動悸、息切れがする

■ 耳鳴り

■ 血圧が高くなる(高血圧)

■ 後頭から頚部にかけてのコリ(頭重感)

■ 不眠

■ 記憶力減退

■ 食欲不振

■ 頑固な便秘、または下痢

■ 食事の量は変わらないのに肥る


以上のような症状は必ずしも閉経前後の更年期の女性に限りません。

若い女性や中年男性でも似たような症状が出ることがあります。若年性更年期障害や男性更年期障害の場合もそうです。

「年だから」「疲れがたまっているから」などという理由で片付けてしまいがちな年代、症状ですが、更年期障害もほかの様々な病気同様、早期発見、早期治療が大切です。不快な更年期症状の緩和にはその症状の原因が更年期によるもの(ホルモンバランスの崩れ)であると気づくだけでよい対処法もたくさんあります。まずは己を知ること、原因を知ることが大切です。

更年期障害の治療法としては生活習慣、食事療法、サプリメント、ホルモン療法、漢方薬などがあります。更年期障害ナビの各カテゴリ内でも解説していますので、ご参考にしてください。